デニムやTシャツといった、カジュアル度が高めなアイテムは果たして
『オフィスカジュアルな服装になるのか?』
通勤服としてコーディネートして良いのか?悩む方も多い、デニムやTシャツ。
今日は、そのお悩みを解決していきたいと思います。
■こちらのブログで解決できること■
●Tシャツやデニムは、オフィス着として適切なのか?
●オフィス着に相応しいTシャツやデニムは、どのようなデザインなのか?
●Tシャツやデニムは、どのようにコーディネートすれば良いのか?
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デニムはオフィスカジュアルな服装?OKの境界線
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前回UPした別記事↓
新入社員 女性の服装 絶対的NGコーデ集・マナー違反と周囲の目【まとめ】
にて、新入社員が絶対にやってはいけないNGコーデやアイテムをピックアップしましたが、この記事の中に含まなかったファッションアイテムが
『デニム』と『Tシャツ』です。
これらのアイテムに頭を悩ますのは、新入社員に限ったことではなく
勤続年数が長い先輩方も気になっているのではないか?
と思い、この2アイテムに関してはこちらで別記事にしてみました。
『これは着ていっていいの?』『オフィス着に相応しい?』と疑問に思われるアイテムの中にデニムがありますよね。
カジュアル派の方も、キレイ目の方も…比較的普段から出番が多い、デニム。
果たして、オフィス着としては認められるのでしょうか?
私の答えとしては、(デザインや色、形によって)着用できる。です
ですが、予め会社の服装規定で『デニムNG』の会社もありますので、会社の指示に従ってもらうことが前提なのですが、
特に規定が定められていない場合は、以下のポイントを参考にオフィス仕様のデニムを選んで見てください。
センタープレス入デニム
ポイント1つ目は、センタープレス入のデザインです。
センタープレスが中心に入っていることによって、全体的な印象をキレイ目に仕上げることができます。
またセンタープレスが入っていることによって、デニムのラインは必然的にストレートかブーツカットになりますが、
ラインはストレートのものを選びましょう。
色が濃いデニム
2つ目は、濃い色をセレクト。するということです
デニムの色は様々ありますが、オフィス仕様に向く色は濃いインディゴブルーやブラックデニム。
色が薄いとカジュアル度が高くなってしまうので、色は濃い目を選びましょう。
ダメージ無しデニム
3つ目は、ダメージやクラッシュ・色落ち…などのデザインが施されていないもの。
何も装飾のないシンプルなデザインのデニムがオススメです。
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以上の3点を、オフィス向き/デニムの選ぶ際のポイントにして頂き、合わせて
カジュアル度が高いデニムを合わせる時の足元は、必ず”ヒール”を合わせることを心がけて見てください。
ヒールを履くことによって、足が長く見えますし、スタイルアップも叶います。
一方で、デニムにカジュアル度が高いスニーカーを合わせてしまうと
同じデニムでも、ぐっと普段着の雰囲気・スポーティーな印象に纏まってしまいますので、気をつけたい所です。
Tシャツはオフィスカジュアルな服装?OKの境界線
続いては、これまたカジュアル度がぐっと高くなるTシャツ。について、考えて行きましょう。
『Tシャツ』もデニムと同様、”オフィスカジュアルな服装として着用して大丈夫なの?”という話題が出やすいアイテムですが、
Tシャツ。と一言で言っても、その形態は様々ですよね。
私の結論としては、”デザインによる” と思っています。
オフィス仕様で着用するTシャツで『避けて欲しい』デザインが、
●大胆なプリントやロゴが目立つTシャツ
●今年トレンドのオーバーデザインのTシャツ
これらのデザインは、どうしてもデザインがカジュアル寄りなので、
他のアイテムをどんなに大人っぽく纏めたとしても、コーディネートにどうしても”幼稚さ”が残ってしまい、オフィス仕様には向きません。
ですが、このように
比較的コンパクト&細めのシルエットで無地カラーの肉厚なTシャツであれば、とても合わせやすいですし、問題無いと思います。
ネイビーやブラック・白など…比較的どんなアイテムにも合わせやすいベーシックカラーを数枚持っておくと重宝すると思います!
デニムとTシャツでキレイめコーデ!オフィスカジュアルな通勤服
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では最後に、Tシャツとデニムで作る ”キレイめ通勤服”のイメージ画像をいくつか上げていきます。
これをご覧頂くと、Tシャツ・デニムのデザイン・素材さえ間違えなければ、
オフィスカジュアルでも全然違和感なく着れる。ということが、イメージできるかな?と思います。
Tシャツ
Tシャツに、センタープレス入りのキレイめパンツを合わせたコーディネート。
パンツにセンタープレスが入っているデザインを選ぶと、全体がキレイめ&大人っぽい印象に仕上がります。
センタープレス入りのパンツ、これからの時期は
レーヨンやポリエステル素材のサラッとした着心地&感触のものを選ぶと良いと思います。
トップスをベーシックカラー✕ボトムスはキレイ色。の組み合わせもオススメです。
トップスがシンプルな分、キレイ色のボトムスでまとめると、コーディネートにアクセントをつけることができます。
Tシャツも選び方を間違わなければ、1枚でも全然きちんと感が出るアイテムですが、
上にジャケットを羽織ることで、より一層”きちんと感”が出るので、
ジャケットマストな職業の方、インナーにシンプルなTシャツを合わせるコーディネート、使えますよ!
こちらはシンプルなスカートに、レース素材のタイトなスカートを合わせたスタイル。
レース素材のアイテムは一見、高級感があったり、大人っぽい雰囲気がしますが、カジュアルなTシャツとも相性抜群です。
デニム
ジャケットやコートを羽織るまで無い…季節になったら、襟付きのシャツとコーディネートしてみてはいかがでしょうか?
スニーカーを合わせてしまうと、ぐっとカジュアル感が高まるコーディネートになってしまいますが、ヒール靴を合わせるとキレイ系コーディネートにまとまります。
靴の違いだけで、ぐっと印象が異なるのもまたファッションの醍醐味です。
襟がついていないデザインも、大人っぽく仕上げることができます。
(スケスケの素材感は✗ですが)ほんの少し透け感があって、柔らかいシフォン系のブラウスとデニムをコーディネートすると
デニムを格上げしてコーディネートすることができます。
画像のブラウスデザインは、パフスリーブ&Aラインシルエットで、どちらかというと”可愛い感じ”に仕上がりますが、
Vネック&細身のブラウスを合わせると、シャープで格好良い大人の女性。といったイメージに仕上がります。
デニムに合わせやすいジャケットは、長めの着丈が合わせやすい”テーラードジャケット”がオススメです。
ジャケットを1枚羽織るだけで、デニムの持つカジュアルさが払拭されたコーデになりますよ。
襟付きの白シャツは、就活生のリクルートスーツのインナー。のイメージが強いですが、
デザインを少しゆったり&オーバーデザインのものにして、少し襟を後ろに抜き、袖を少しまくるなど…アレンジしてもらうと、
”印象が全く異なる”ものになると思います。
襟付きシャツは、襟がついているだけで”きちんとした印象”を与えることができるアイテムなので、
デニムのようなカジュアル度が高いものと合わせる際は、積極的に合わせて行くと良いと思います。
同じ白シャツでも、襟付きでもなく・透け感もなく…のコットン素材のデザイン性が強いシャツ。
あまりデザインが強調されているものだと、逆に”ブリっ子ファッション”に近づいてしまい、オフィス向きのファッションからは遠ざかってしまうので注意が必要ですが、
程よくデザインが入っている程度であれば、全体のコーディネートのアクセントになってくれるので、オシャレ感がプラスされ、オススメです。
デニムやTシャツはオフィスカジュアル向き?結論とまとめ
ここまで、カジュアル度が高めの『デニム』と『Tシャツ』にスポットを当て、オフィスカジュアル・通勤服としての境界線をまとめてきました。
最後に、結論を端的にまとめるとこうです。
●Tシャツやデニムは、通勤服になりうる。(会社の服装規定は前提)
●(合わせる際に)素材やデザイン・色がポイント
●Tシャツは、無地/肉厚素材/細身でコンパクトデザイン
●デニムは、濃い色/装飾のないシンプルデザイン/ラインはストレート、スキニー・テーパードが合わせやすい
デニムとTシャツを通勤服として着る際は、是非上記のポイントを参考に
選び&コーディネートして見てくださいね。