今日は、コーディネー卜に欠かせない”バッグ”について、お話していこうと思います。
バッグは、ファッション用語で言うと小物系アイテムの一つですが、そのバリエーションは、形・素材・デザイン…に至るまで様々です。
そして、そのバッグの数が異様に増加する(笑)のも、10代や20代の若い世代。
”可愛いな”と思ったものを、次から次へ買ってしまう…といった経験はありませんか?
私は百貨店に勤めていたので、常日頃から”可愛いもの”が溢れている環境の中で、仕事をしていた。ということもあって、
若い時は、その傾向がありました(笑)
ですが、今はアラフォー間近な世代。
バッグ一つとっても、(安くても)吟味して購入するようになりました。
数は少なくても、きちんと自分の普段のTPOを意識し、コーディネー卜を想像することが出来れば、
”買っても、結局ほとんど未使用なバッグ”が、増えることはありません。
今日は、そんなお話です。
目次
コーディネー卜とバッグの組み合わせ方のコツ!自分のTPOを意識する
皆さんは、日常生活でどんなTPOを送っていることが多いでしょうか?
私は家の中で仕事をしているため、普段は家⇔最寄り駅⇔息子の保育園⇔ジムの4箇所を回るのが、主なルーティン。
10代・20代の頃は、電車に乗って大学や職場まで通うのが当たり前でしたが、今の日常ではそれが無くなりました。
それに伴って、所謂”よそ行きの服”や畏まった”通勤服・仕事服”も不要になり、
普段から畏まったオシャレをする必要も無くなり、動きやすいパンツスタイルにカットソーという、シンプルな服の出番が多くなりました。
そんな服装に合わせるバッグはというと…
ジムに行く時に活躍する、大きめのトートバックや、お財布・スマホ・本…といった小物を中心にいれる、小さめのバッグ。
悲しいことに(笑)この2種類で事足ります。
■普段どんな服装をしていることが多いのか?
■仕事を持っている方であれば、ON(仕事)とOFF(休日)の服装に違いはあるのか?
■仕事は、荷物の少ない内勤なのか?パソコンを持ち歩いたり等の…比較的荷物が多くなる外勤なのか?
■大学に通う学生であれば、普段から教科書や参考書を持ち歩いているのか?
…など、
そうやって、普段のご自身のTPOを考えていくと、自分が持つべきバッグのカテゴリーも自ずと決まってきます。
可愛いデザイン、様々なタイプのカテゴリーのバッグが沢山あるので、ついつい買いすぎてしまうことが多いバッグ、
以上のことを踏まえて、是非とも
購入後も出番のあるバッグを見極めて頂きたいと思います。
コーディネー卜とバッグの組み合わせ方のコツ!素材を意識する
ご自身のTPOを考えて、必要なバッグの系統が何となく把握が出来たら、次はバッグの”素材”を意識していきましょう。
例えば、
ex)20代・OL・仕事は外勤の営業
⇒普段から大量の荷物を持ち歩くので、肩がけ出来るトートバッグの出番が多い。
仮に、こんなシチュエーションだとしますね。
肩がけ出来るトートバッグといっても、素材は様々にあります。
例えば、布製のこんなバッグもトートバッグですよね。
ですが、これを通勤服に合わせる人はいません。
このタイプは、外勤OLの通勤バッグにはならない。似合わない。と感覚では分かっていると思いますが、
こんなカジュアルな服装には、似合いそうですよね。
かちっとした通勤服に似合わず、カジュアルな服装に似合うのはどうしてでしょうか?
その理由は、バッグの素材にあります。
上でご紹介したような布製・ファブリックな素材感のバッグは、カジュアルな印象が強くなります。
そのため、かっちりとした印象の通勤服にはミスマッチなのです。
通勤服に合わせる、トートバッグはこんなイメージですよね。
革や合皮の素材感で、フォルムデザインがかっちりとしているバッグです。
同じトート型バッグでも、素材感によってその印象はここまで違います。
何となく感覚では分かっている人も多いかと思いますが、
その印象付は、バッグの素材感で決まる。ということを覚えておかれると良いと思います。
コーディネー卜とバッグの組み合わせ方のコツ!大きさを意識する
そして、コーディネー卜とバッグの組み合わせのコツ、最後のポイントが
”バッグの大きさを意識する”ということです。
上でご紹介した、素材ももちろん関係ありますが、
■バッグは、大きければ大きいほどカジュアル度が増す。傾向があります
例えば、フォーマルな場の結婚式。
招待客の中で、フォーマルなドレスに大きめのトートバッグを合わせている人はいますか?
おそらく居ないと思います、皆さん小さめのバッグやクラッチバッグを合わせていますよね。
これは、バッグの大きさが小さければ小さいほど、フォーマル感が増すからです。
なので、(フォーマルな場所以外でも)コーディネートをかしこまった印象に仕上げたい時は、小さめのバッグを持たれることをオススメします。
そしてフォーマル度を更に上げたい時は、素材感もかっちりとしたものを選ぶと尚良いですね。
バッグが小さくても、少しカジュアルに仕上げたい時は素材感をファブリックなものにして、デザインも柔らかいものを選べばいいですし、
つまり、
”バッグの大きさの大・小”と”バッグの素材感(ソフト・ハード)の組み合わせで、自身のTPOに一番活躍しそうなバッグを選べばいい。ということになります。
そうすれば、普段のご自身のコーディネー卜にも上手に組み合わせることができますし、
買ったけど、合わない…使う機会がない…という、(購入後の)後悔の回数も少なくなると思います。
是非このコツを掴んで、適切なバッグ選びをしてみて下さいね!!